コミュニティ支援事例

vol.2 パークシティ溝の口 ぱーくcafé in 秋祭り 2014

10月26日(日)にパークシティ溝の口秋祭りが開催されました。毎年近隣からも多くの方が参加し、今では秋の風物詩となっている同イベント。その一角で、マンション内のグランドデザイン委員会のみなさんを発起人に「ぱーくcafé in秋祭り2014」が開催されました。

通常は2か月に1度、開かれる「ぱーくcafé」ですが、今回は番外編として秋祭りに出店。当日は学区の子どもが参加する「こども1日店員のカフェ」と「ご近所パネルディスカッション」の2つのプログラムが行われ、パークシティ溝の口だけでなく近隣住民の方も集まり、にぎわいを見せました。

「ぱーくcafé」実施は、2012年に管理組合の下部組織であるグランドデザイン委員会の発足がきっかけでした。当初は、築31年経過し、老朽化したパークシティ溝の口の施設を検討するためにつくった委員会でしたが、会合を進めるうちに、「住民の声をひろく集める場所をつくって管理組合に提案してみよう」という声が上がり、「ぱーくcafé」は始まりました。これまでに3回実施され、「パークシティの好きなところ」をテーマにディスカッションを開催したり、先輩マンションである板橋区のサンシティ(築34年)から事例を学ぶ勉強会をしたりと、気軽な参加のしかたを工夫しながら、マンションの住民を巻き込んで様々なワークショップを実施してきました。

当日の様子

今回の企画は、「ご近所マンション同士の関係づくり」というユニークなテーマで開催されました。パークシティ溝の口に加えて、世代構成の異なる近隣のマンション2棟からそれぞれ一番多い世代を代表するパネリストが参加して「ご近所パネルディスカッション」と題し「施設の特徴」「居住者層」「高齢化」「マンションの連携」など、これからお互いマンション同士の関係づくりについて意見を交換が行われました。

フリーマーケット
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豊かな緑のプロムナードでフリーマーケット。

築31年が経過したパークシティ溝の口でマンション内の高齢化やコミュニケーション不足の課題解決に3年以上取り組まれている管理組合理事長の桜井良雄さん、メイフェアパークス溝の口(築14年)からは、昨年平成25年度の久本小学校PTA会長だった高田竜弥さん、ザ・タワー&パークス(築8年)からはPTA主催のお祭り実行委員であり、地元でプロギタリストによるライブを実施し、音楽を通して人をつなげる活動をしている小南祥子さんの3人が参加。それぞれのマンション自己紹介の後に、互いのマンションの印象について意見交換。パークシティ溝の口については、「都心にあって便利でありながらも敷地がゆったりと使われていて、緑が豊か。管理も行き届いている。」と小南さん。高田さんは「住民の方の縁が出来上がっているように見える」とコメントされました。

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ご近所のマンションがお互いの力をあわせる貴重な第一歩となりました。

その後、地域の連携に話は移りました。七夕の笹を使用後に地域の小学校に提供し、それを図画工作の時間で使用している話(メイフェアパークス溝の口)をきっかけに、今でも互いのマンションでお祭りの際には器具を貸し借りしているものの、それぞれのマンションや地域の備品を目録化して、平時から貸し借りが出来たらといったアイディアが出ました。

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青空の下、ステキな笑顔が地域のステキな未来を予感させます。

最後に今後の互いのマンションの連携についてのディスカッションでは、まずは知り合う「土壌」をつくるという目標が決まり、パークシティ溝の口の公園を菜園化して、一緒に野菜を育て、収穫し、食べることで、1年を通じて近隣と知り合う「土壌」を作りたいといった話も。短期的には、野外ライブと天体観測を同時開催するイベントを実施するといった話も出るなど続々とアイディアが出て、今後の連携活動の高まりを予感させる場となりました。

お知らせ

サステナブル・コミュニティ研究会では、新築、既築にかかわらずマンション内の顔の見える関係づくりに取り組む皆様を継続してご支援してまいります。来月12月14日にはコミュニティ形成事例共有セミナーも開催します。ぜひお気軽にご参加ください。

イベント主催者の声